私は、語学堂に通っていたんですが、下から二番目の初級2というクラスからスタートしました。
TOPIKを受験したのがその初級2のクラスの時だったので、語学堂での授業はTOPIKⅠ受験レベルくらいだったため
TOPIKⅡの対策は独学で行いました。
語学堂の授業がスタートしたのは9月。TOPIK試験日は11月。
教材を使った対策は10月から始めました!
TOPIKⅡを受験する方は、韓国語はTOPIKⅠのレベルが既にある状態の方がほとんどだと思うので
ある程度韓国語はできるというていで、“短期間で”という部分に重きを置いて、今回はいろいろお話していきます!
奨学金の申請や大学の単位取得の為などに、次のTOPIKでは6級に合格したい。5級の壁を越えられない。勉強方法がマンネリ化して停滞期…
少しでも、そんな方々の力になれると嬉しいです。
利用した教材・アプリ・サイト
教材編
利用した教材は、下の3つです。すべて韓国の出版会社から販売されている教材を使っていました!
・쓰기 ➡ 핫 토픽 HOT TOPIK 2 쓰기
・읽기 ➡ 핫토픽 HOT TOPIK 2 읽기
・듣기 ➡ yonsei topik ii listening
韓国の出版会社の教材を利用した理由は、問題内容だけではなく、回答の解説なども含めすべて韓国語の為、
問題の解説を読むのもまた韓国語の勉強になると思ったからです。
ですが、解説は負担なくしっかり理解したい!っていう方は日本の教材でも全然問題ないと思います^^
単語帳は↑を使っていました!気になった方は下のリンクから単語帳チェックしてみてください!
私は、単語帳を選ぶときは内容はもちろん大事ですが、フォントや色など全体的に自分が目で見て楽しく勉強ができるかや、見やすさなどを優先して選んでます!
アプリ・サイト編
アプリはこの2つ!
必須ってほどではなく、あると勉強の助けになるって感じです。
NEWNEEK(画像左)は、韓国のニュースが簡単にさくっと読めるアプリです。難しい内容をわかりやすくまとめてくれているので
暇な時間がある時に記事1つ読んだりしてました!
네이버 사전(画像右)は、単語の意味を調べるときに使っていました。(大学の課題とか授業中とかに今も使ってます)
グーグルとかで検索するのも楽ですが、情報が多すぎて勉強から脱線してしまうことがあるので集中したいときにはこの辞典アプリを使っていました。
サイトはいろいろ調べて使っていたのですが、主に過去問を使って問題を解きたいときにサイトは利用していました!
使っていたうちの1つはこちらです!
過去問などをまとめてくれているサイトはたくさんあるのでぜひ調べて利用してみてください。
쓰기の勉強法
私は、쓰기が苦手で、韓国語で長文を書くことがなかったので、どう書いたらいいか全くわかりませんでしたが
原稿用紙を埋めることができるレベルまでもっていくことができました!
・53番の問題で点数稼ぎ
쓰기の53番は、出題形式が割とパターン化されていて、図や表、グラフなどをみて文章で要約する問題です。
53番で大事になってくるポイントは
1.構成・書き方を覚える
数学で、公式を覚えて応用問題を解くのと似た要領です。
問題がパターン化されている為、要約の仕方のパターンもほぼ同じです。全く書き方がわからなかった私は、
書き方の説明を読んで書き方を勉強するのではなく、最初から答えをみました!
それぞれ違うパターンの53番の練習問題や過去問を何個かピックアップして解答を見て、まるまる暗記する勢いで何回も読みなおしました。
そうすると、自然と文章の書き方が頭に入ってきます。書き方に慣れてきたら、実際に自力で文章を書いてみてください!
2.それっぽく見える表現や接続詞を覚える
接続詞や、文末表現を重点的に覚えるだけでも文章が圧倒的に書きやすくなります。
とくに54番は、書く文字数が多いので、同じ意味だけど違う表現方法なども使えるようになるといいです。
53番、54番で使える接続詞や言い回しをまとめているサイトがたくさんあると思うので、それをノートにまとめるといいです。
最初のうちは、そのまとめたノートを見ながら쓰기の問題を解いてみてください^^
읽기の勉強方法
읽기で重要になってくるのが、読む速度と頭に入っている単語量です。
単語をとにかく覚える
そもそも全ての科目に共通して必要になってくる単語ですが、私が行っていた単語の暗記方法について紹介します。
1.覚える範囲と何月何日~何日までその範囲をやる。のように日数を決める。
2.決めた日数内で、決めた範囲内をひたすら繰り返す
3.覚えきれなかった単語に付箋紙をはる。次やったときに覚えていたら付箋紙をはがす。
っていう要領で単語を覚えていました。
ニュース記事を読む
日本で言うヤフーニュースなどのネット記事や、新聞会社の記事1日に1つ読むようにしていました。
難しい記事を選ぶ必要はなく、自分の関心のある分野やトレンドの内容などを読むと、割と楽しいです!
時間がある日は、わからない単語をまとめたりしてもいいと思います。
また、翻訳機能がついている記事が多いので、その機能を使って、
最初に韓国語を読んで➡日本語で読む➡韓国語で読む➡日本語読む、のように繰り返すと
難しい単語や表現も文章として頭に入るので、単語単体で覚えるよりも頭に入りやすかったりします!
<参考記事👇>
↑記事の上にあるこのマークを押すと翻訳ができます!
韓国語の長文を読む習慣がつくだけで、
確実に問題を解くときの読む速度と文章の理解力が高くなったのでぜひやってみて欲しいです。
長文に慣れるための意味も含んだ練習なので、記事を読みながら若干理解できてなくても、とりあえず最後まで読みきることも大事なポイントになります!
듣기の勉強方法
ひたすら過去問・TOPIKと同じ出題形式の練習問題を解く
私は、実際のテストの時に問題を聞き逃して頭が真っ白になったりしないようにとにかくなれるために、ひたすら練習問題を解いていました。
この時大事なポイントは
・問題を先読みする
・音声が1回しか流れない問題と、2回流れる問題を把握する
・メモの必要性のある問題なのか、必要がある場合、自分なりのメモの取り方やタイミングを見つける
になります。
後半慣れてきたら、音声の読み上げる速度を1.75倍とかで聞いたりして、実際の速度が速いと感じないように対策したりもしました!
そうすることで、本番の時に余裕が出来て先読みもしやすくなったのでぜひチャレンジしてみてください。
最終の追い込み
だいたい試験の2週間前くらいからのスケジュールはこんな感じでした。
・3週間前➡過去問を試験と同じ時間割で解く。(時間も試験と同じように測る)
3週間前の時点での実力と自分の得意不得意の把握をして、苦手な部分を重点的に勉強する。
・2週間前➡1日に1つ、쓰기・읽기・듣기の中から選んで試験と同様に、過去問や模擬試験を時間をタイマーでセットして解く。これを쓰기・읽기・듣기全部、最低2回ずつはできるようにする。
・↑の内容を終えたら、テストまでに最低2回、3週間前にやったような、試験当日と同じ時間割と時間配分で過去問や模擬試験を解く。
ここまでできたら、TOPIKの試験にだいぶ慣れて、当日は余裕を持てると思います!
まとめ
最初の方でも言ったように、今回は短期間ということにこだわった私の勉強方法を紹介しました。
最後は、短期間だからこそ意識して欲しいポイントを整理して終わりたいと思います!
短期間だからこそ意識して欲しいポイント
・とにかく問題を解く
・他の勉強はできない日があっても単語は1日に1個でもいいから覚える(マスト)
・模擬試験をやるときは試験と同じ時間をはかってやる
・韓国語に毎日触れる
➡勉強に飽きたら、韓国語のエッセイ本とか、マンガとかでもなんでもいいので韓国語を見ない日を作らない
・TOPIKの出題形式を理解する
・要領よく・効率よく勉強するために、使いまわしのできる文法や、表現、単語はまとめておく
・試験日から逆算して、具体的な計画を立てる
このくらい意識できれば完璧!!
以上で私が実際に取り組んだTOPIKの勉強方法の紹介について終わりたいと思います!
このやり方で、初級レベルから6級まで伸ばすことができたので、このやり方なら自分に合いそうって方など
ぜひ試してみてください。
みなさんも一緒に頑張りましょうね!^^